2016年2月24日「進撃の巨人?城壁都市へ」inスペイン(Avila)

 

案の定、あまりの寒さで午前5時ごろに起きてしまう。

 

たくさん着こんで寝袋に潜っているのに足が冷えてしょうがない。

マドリードでもう一枚寝袋を買いたいが、果たしてお金は足りるだろうか....

 

今日は午後から雨が予想されるので午前9時に出発。雨の中走るのは御免だ。

 

テントの外を見渡すと、あたり一面霧に覆われている。まるで夢の世界のようにぼんやりしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きつい坂道を上っているとロバのような馬のような生き物が路肩につながれていた。

 

 

 

とても人懐っこく、何もしてないのに向こうから寄ってきて頭をすりすり。

 

 

 

 

 

 

 

か、かわええ.....(*´Д`)

 

 

 

動物の目って本当に澄んでて美しいよね。

 

 

 

 

 

 

そして、そうこうしているうちに晴れてきた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きつい坂道を登り切り、峠を下っていくとアビラの城壁が見えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごい........

街を壁で囲っている。まるで進撃の巨人の世界観。

 

 

 

 

近づいてみてさらにその壁の大きさに圧倒された。

 

 

 

城壁の内側には美しいカテドラルが。

 

 

 

 

地元のおっちゃん達。スペイン人はがんがんしゃべりかけてくれて楽しい。

 

 

 

 

写真を撮ってもらった。

 

 

 

 

 

宿を見つけた後、ツーリストインフォメーションで地図をもらった。

どうやらマドリードまで電車で行けるようだ。

 

 

この日泊まる宿は本当に素晴らしかった。管理人さんとその友人のロドリーゴさんは僕のことをとても歓迎してくれて、積極的にいろいろはなしてくれた。

 

 

マドリードまで電車で行こうかと考えていたので、試しに電車に自転車が持ち込めるか聞いてみると、管理人さんがわざわざ鉄道会社に電話までしてくれた。あまりのやさしさに感動するが、それをうまく伝えられないのがいじらしかった....

 

 

 

 

 

 

旅の出会いは一期一会。それがすれ違う車の運転手の好意であっても、僕は自分の気持ちを伝えられているだろうか。

たとえ小さな出会いであっても、一つ一つ大事にしたい と、思った出来事だった。