目覚めたとき既に昼の12時近く。いつもだったらこのままだらだらとベッドで過ごすか適当に昼飯を食べに行くが、今日は違う。
今日こそ、バンコクを脱出しないと.....
バンコクに来てはじめこそは規則正しい生活をしていたが、昼は暑すぎるので段々生活のリズムが夜に移動していった。
バンコクはだらだら過ごすにはもってこいの場所だった。クラブや飲み屋に通いつめ毎日遊び、気付いたら10日が過ぎていた。
ゴールのホーチミンまではたいした距離ではないので、そこまで焦る必要は無い.....はず.....。
4日か5日前、散々踊った帰り、タクシードライバーとねちねち値段交渉し、タクシーで宿に戻った。
宿で日記を書いてると、自転車旅行をするはずが日に日にタクシーの値段交渉がうまくなっていく自分にふと気づいて、なんだか少しむなしくなっていた。
それからは、予防接種したりビザを取ったり自転車をメンテしたりと少しずつだが準備を進め、昨日の夜、ようやく「いつでも走れる」状態になったのだった。
宿の近くの食堂。夜ご飯は決まってここ。
宿の人たちにあいさつをしていざ出発。
散々ぐーたらしたけど、いざ自転車に乗るぞとなると楽しくてしょうがなかった。
めちゃくちゃ暑いけど快晴だ。
宿の窓からの景色。なんとなく東南アジアっぽさがあって好きだった。
しばらくここで生活した甲斐あってタイでの走り方が段々わかってきた。ものすごい数の車で都会付近はごっちゃごちゃだが、それと同じくらいの数のオートバイが車と車の間をすり抜けていく(非常にうっとうしい)から車は割と慎重に走ってくれる。なので、ミラーで後方の車を確認し充分車から離れた位置でしっかりと指差しで行きたい方向を指示していたら左折車に巻き込まれたりバイパスで車線変更に失敗することはなかった。
むしろ大変なのは路面状況。路面が結構がたがたでたまに穴がぽっかり開いている。これは後方を確認しながら避ける。
3車線分右に移動。これはきつい...
バンコク中心から20kmほど進んで主要幹線道路から外れ、今日は空港付近の安宿へ向かった。
徐々に交通量が減ってきた。
平坦な道をひたすら進んで....
到着!
受付のお姉さん「撮って!」
街に出ると屋台がたくさんあったが、夕方だからかお客さんはまだいない。屋台料理について知識がなかったし、おなかを下すかもしれない...という不安から屋台ではなく小さな食堂へ。肉団子の入ったラーメンのようなものを食べた。
たったの20バーツ!(約60円)
ノリがいいお姉さんpart2
食べ終わって屋台のほうへ行ってみるとにぎわい始めていて、歩道に並べられた机には料理が並んでいた。思いのほか結構おいしそうだ。
屋台料理の種類と名前覚えて、今度チャレンジしたいな...
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